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February 18, 2006

断を下す

もうすぐ気持ちも楽になるかな。

ひとすじの道をひとすじに、ひたすら歩むということは、これもまたなかなか容易ではないけれど、東と西に道がわかれて、それがまた北と南にわかれて、わかれにわかれた道をさぐりさぐり歩むということは、これもまた全く容易でない。
どうしようか、どちらに進もうか、あれこれととまどい、思い悩んでも、とまどい悩むだけではただ立ちすくむだけ。
自分ひとりなら、長い道程、時に立ちすくむこともよかろうが、たくさんの人があとにつづいて、たくさんの人がその道に行き悩んでいるとしたら、わかれた道を前にして、容易でないとグチばかりこぼしてもいられまい。
進むもよし、とどまるもよし。要はまず断を下すことである。みずから断を下すことである。それが最善の道であるかどうかは、神ならぬ身、はかり知れないものがあるにしても、断を下さないことが、自他共に好ましくないことだけは明らかである。
人生を歩む上において、企業の経営において、そしてまた大きくは国家運営の上において、それぞれに今一度、断を下すことに尊さを省みてみたい。

―『道をひらく』 松下幸之助

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