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August 20, 2006

ピュリツァー賞写真展

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98年に渋谷のBunkamuraでピュリツァー賞写真展というのがあった。写真はそこで買ったものなのだけれど、実家の私の部屋に置きっぱなしにしてあったのを持ってきて見返してみてたりする。

ピュリツァー賞はアメリカのフォトジャーナリズムの賞で、この時日本にこれまでの受賞作品230点が一同に集まって、誰かに勧められた私は一人Bunkamuraに足を運んだ。その時私が知っていた報道写真といえばほんの数点位のもので、そこに溢れた世界の瞬間瞬間に圧倒され、その切り取られた世界を前に涙を流さずにはいられなかった。情報を伝える仕事をしたくてジャーナリズムの世界を視野に入れていた私につきつけられた目の前の写真は、私の膝をぶるぶるいわせる位に衝撃的で圧倒的で、そんな写真たちを目の前にただ立ち尽くしてその世界に吸い込まれそうになりそうな感覚を味わっていた記憶がある。

久しぶりにまたこの写真たちを見てもその感覚は変わることはなくて、この世に生を受けて一生懸命主張したり幸せをかみしめたり生きたいと思う気持ちは何よりも尊くて嘘偽りないものだということとそれを真っ向から伝えようとする真摯でこれもまた正直な感情に対して、私はこんなにのらりくらりと毎日を送っていていいのかと思ったりして、もっとちゃんと噛み締めて進まないと世の中に何の貢献もできないんじゃないかと思ってみたり。悲しいかな真剣さの土台が違いすぎる。同じ生を受けている私におてんとさまが与えた使命はなんなんだろう。

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